Dolores Keane

There was a maid
1978年作。アイルランドの歌手。wiki
アカペラで淡々とトラディショナルソングを唄う彼女が聴けます。何か音楽の原点のような感じがしますが、無伴奏でここまで聴かせられる歌い手は、なかなか居ないと思います。
小節(こぶし)が独特で、素晴らしいです。




Sail Og Rua (with John Faulkner)
1983年作。当時の夫である、ジョン・フォークナーと3枚のアルバムを作り、全て傑作でよく聴きますが、#1 Jimmy Mo Mhíle Stór がとても素晴らしい曲ですので、このアルバムを載せておきます。ちなみに、この曲はノルウェーのリタ・エリクセンと作った、Tideland というアルバムでも唄っています。そちらは日本盤だと訳が載っていて、この曲の意味が分かります。

 Anthem  (De Danann)
1985年のデ・ダナンというトラディショナルなバンドのもの。
これに入ってる、ビートルズのカバー、Let it be をラジオを聴いて、彼女の仕事を追いかけるようになりました。
アイルランド民謡のダニー・ボーイのメロディーに載せた、#7 Anthem for Ireland アイルランド讃歌がいい。そのボーカルもドロレス。このアルバムにはアイルランドを代表する3人の歌姫が会しています。



Ballroom (De Danann)
同じくデ・ダナンの1987年の作。
#2 Teddy O'Neill この曲は非常に綺麗な旋律で泣けてきます。
リールやジグなどのダンスチューンもご機嫌な演奏で、そういった曲の合間にドロレスのボーカルの入る曲が入るので、あっと言う間に聴き終えてしまう、大好きなアルバムです。



Night Owl
1997年作。コンテンポラリー路線以降、最も好きなアルバム。全編アコースティック楽器の演奏で、パイプの使い方が素晴らしい。歌詞も重いのが多いですが、彼女の声の重さと相まって、とても説得力のある歌になっています。




Jimmy Mo Mhíle Stór